だるい、疲れがとれない、肌の調子が悪い・・・。こんな不調を感じていても、「夏の疲れが残っているから」「年のせい」と、そのままにしていませんか?
実はその不調、体に溜まった「毒」が原因でホルモンバランスが崩れているのかもしれません。
女性ホルモンを分泌する卵巣や、ホルモンバランスをコントロールしている脳(視床下部)は、生活習慣の影響を強く受けます。
食事や睡眠といった生活リズムが安定すると、自律神経が整い、ホルモンバランスも改善して体調が良くなるのはそのためです。
そして、ホルモンバランスにとってもうひとつ大切なのが、体に溜まった「毒」をうまく出してあげること。ホルモンバランスを正常に保つためには、デトックスが欠かせません。
今回は、「体の毒出し(デトックス)」がテーマです。生活の中で気をつけてほしいことや、すぐに始められるデトックス法についてお話します。
知らないうちに溜まっていく「毒」の正体とは?
私たちは、外から入ってくるもの(食べ物、水分、酸素など)を体の中で消化・吸収し、代謝によってエネルギーに変え、不要なものは排泄することで生命を維持しています。
この「消化・吸収・代謝・排泄」の一連のサイクルがうまく回れば、心身ともに健やかな状態を保つことができ、女性ホルモンの分泌もスムーズに行われます。
しかし、このサイクルがうまくいかず、未消化のもの・不完全燃焼のもの・排泄されないものが体に残ったままでいると、それはいつしか「毒」となり心身の不調として現れるのです。
つまり、どんなに優れた栄養をたくさん摂っても、然るべきサイクルを経て体のエネルギーとなり、不要な分はきちんと排泄されなければ、せっかくの栄養も「毒」になってしまうということです。
また、私たちは普段気づかないうちにいろんな「毒」を取り込んでいますが、健康でいられるのは排泄によって自然と毒出しをしているからです。
ざっと挙げるだけでも、生活の中に潜む「毒」はこんなにあります。
- 適量を超えたアルコール
- タバコ
- 農作物に付着した殺虫剤・除草剤
- 畜産物に使用される抗生物質・成長ホルモン剤
- 加工食品、お惣菜に含まれる食品添加物
- トランス脂肪酸
- 大気汚染
- シャンプー、洗剤に含まれる化学成分
- ストレス、怒りや悲しみなどネガティブな感情
さらに、先程もお話したように良かれと思って口にしているものでも、消化・吸収が追いつかない(適量を超えている)、排泄できない状態(便秘など)が続くと毒を溜め込む体質になるので注意が必要です。
黄体期と30代後半は、いろんなものを溜め込みやすい
女性には、毒を溜め込みやすいタイミングがあります。
そのひとつが、排卵後の黄体期(生理前の約2週間)です。黄体期は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用によって水分や脂肪を溜め込みやすくなります。
この「溜め込む」というのは、この後にやってくる生理のために、なるべく多くの水分や栄養を取り込んでおこうとする体の反応です。しかし、それが過剰になるとむくみや吹き出物といったトラブルを生じやすくなります。
生理周期とは別に、加齢も毒を溜め込みやすくなる原因のひとつです。年齢を重ねると体の機能は衰えますから、消化・吸収・代謝する力が落ち、体に溜まった毒を出すこともむずかしくなります。
どんなに注意していても、私たちは口(食べ物・飲み物)、鼻(空気)、皮膚(洗剤・衣類など肌に触れるもの)、心(ストレス・不快な感情)を通して少なからず体に毒を入れています。問題は、それらが過剰になることと、きちんと排泄できないことです。
毒となるものをなるべく体に入れないのはもちろんですが、食事にしても化粧品にしても、「入れる」より「出す」ことにもっと意識を向けるべきです。
とくに女性の場合、溜め込みやすい時期(黄体期)や、体の機能が衰え始める30代後半からは、次にお話する「毒を溜めない習慣」を意識してみましょう。
今日から実践!簡単デトックス法
デトックスといっても、特別なマシンや薬は必要ありません。体には本来の排泄する力が備わっていますから、その「出す力」を最大限引き出せるようにすればいいのです。
ここからは、普段の生活の中でできる簡単デトックス法についてお話します。バランスの良い食事・睡眠・運動といった「規則正しい生活」は基本なので今回は割愛します。
「消化」と「排泄」をとくに意識したデトックス法を紹介しますが、すべてを毎日実践する必要はありません。できることから、ひとつずつ試してみてください。
①白湯を飲む
白湯には、体を内側から温めて消化・代謝をアップさせる効果があります。また、体の中の「つまり」を解消して、血や気の巡りを良くする効果も期待できます。
朝、目覚めの1杯に白湯をいただく、食事中も少しずつ白湯をいただくことで、デトックス効果が期待できます。
白湯を飲むときのポイントは、がぶ飲みしないこと。温かい白湯を、すすりながらゆっくり飲みましょう。1000ml前後を1日5〜6回に分けて飲むのが目安です。
②食事は作りたてのものをいただく
ここ数年、食事の作り置きがブームです。作り置きは、忙しい日々の中で手作りごはんを食べるための賢い方法です。それを否定するつもりはありません。
ただ、食事は作りたてが一番滋養があり、体も消化しやすいのです。休日は作りたての食事をいただく、平日もなるべく作りたてに近づけるために、下ごしらえは済ませておいて最後の調理・味付けは食べる直前にするなど工夫をしてみましょう。
③1週間夕食断食でリセット
よく「食事は腹8分目」といいます。現代の食生活は明らかに栄養過多で、1日3食を毎日食べ続けるのは、胃腸にとって負担が大きすぎます。
そこで試してほしいのが、1週間夕食断食です。
この期間は朝・昼の2食生活にして、夕方は水分以外口にしません。食べすぎによる胃腸の疲れと汚れをリセットする、いわば胃腸の休暇&大掃除です。
1日3食生活だと、食べたものが消化・吸収しきれないうちに、次の食事が入ってきます。お腹が空っぽにならない状態で次から次へと食べ物が入ってくれば胃腸に負担がかかるばかりか、消化・吸収しきれずに残ったものが腸に溜まり、やがて宿便となって腸内ガス(毒素)を発生します。
漢方では、食べ物のカスや老廃物がヘドロのように胃腸に溜まった状態を「痰湿(たんしつ)」といいます。この痰湿は毒素を生み出すもとですから、汚れた胃腸から血液やリンパにのってヘドロ(毒素)が全身に回ると考えてみてください。ぞっとしますよね。
夕食断食によって意図的に胃腸を空っぽにする時間を作り、胃腸をスッキリきれいにすれば、きれいな血がつくられて全身に巡ります。
方法は簡単で、1週間夕食を食べないこと。それだけです。
そして、夕食断食を成功させるためのポイントが2つあります。
まずひとつめは、就寝予定時間の8時間前に昼食を終わらせること。
人の体は食事から約8時間後に胃腸の掃除を始めますから、昼食を終えて8時間後にベッドに入れば、寝ている間に胃腸の大掃除が行われます。夜の10時が就寝時間だとしたら、午後2時までに昼食を済ませておきましょう。昼食以降、翌朝までは固形物を一切食べずに過ごします。
もうひとつは、水分の摂り方です。
昼食の後も、水・お茶であれば自由に飲んでかまいません。夕食断食に慣れないうちは、固形物の入っていないスープをいただくのもよいでしょう。しかし、より断食の効果を高めたいのであれば、断食中はカロリーのある飲み物・コーヒー・アルコール類は控えてください。
なお、断食を始めるのは食欲が落ち着き、新陳代謝も良くなる生理の終わり頃がおすすめです。
④何も考えない時間を作る
インターネットの普及によって、私たちの生活は格段に便利になりました。いつでも・どこでも知りたい情報や欲しい商品にアクセスでき、遠く離れた人とつながることもできます。
一方で、いくらでも情報が手に入ってしまうがゆえに、必要のない情報・知りたくなかった情報まで入ってくることがあります。
常に誰かとつながっている気がして、心が休まらないという人もいるでしょう。
そんなときこそ、心の休息・デトックスが必要です。
心と体を休めるための一番の休息法は睡眠ですが、夜だけでなく、できれば日中にも休息時間を設けましょう。
手軽にできる休息法のひとつが、10分でいいので「何も考えない時間」を作ることです。この時間は余計なことは考えず、ひたすらボーッとしましょう。
さらに、ストレス・怒り・悲しみといったネガティブな感情も定期的に出してあげることが大切です。心に蓋をしてそのままにしておくと、気づかないうちに「心の毒」を抱え込んでしまいます。
負の感情が溜まって溢れてしまう前に、普段から大きな声で笑う・泣く・人に話すことができれば、それだけで十分なデトックスになります。
しかし、それもむずかしいという人は、感情を紙に書いてみましょう。
人には言えない・知られたくない感情も、紙に書き出すことでスッキリします。文字にして吐き出すことで、感情を整理することができるのでおすすめです。
【まとめ】
よほどストイックな生活を送らない限り、現代社会において毒を完全にシャットアウトするのはむずかしいかもしれません。
あれもダメ、これもダメといった生活では楽しみがなくなりますし、制限のありすぎる生活でストレスが溜まっては本末転倒です。
大切なのは、毒を溜めすぎないこと、入ってしまった毒をきちんと体の外に出してあげること。
日常の中でうまくデトックスができれば、ホルモンバランスが整うのはもちろん、血の巡りも良くなります。ぜひこの機会に、栄養を「入れる」だけでなく、不要なものをしっかり「出す」ことに意識を向けた生活を始めてみてください。
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堀江昭佳Twitter
<出典・参照元>
「きれい」を育てる女性ホルモン整えレッスン(神藤多喜子・池田書店)
きょうの毒出し(蓮村誠・主婦と生活社)