生理周期が25日〜38日の範囲に入っていなかったり、生理が2日で終わる、1週間以上続くなど、一般的な生理の状態とはなにか違うな…と思ったことはありませんか?
これらは生理不順の種類の1つで、中には不妊症の原因となる病気が隠れている場合もあり、注意が必要です。
また、はっきりとした生理不順はなく、だいたい毎月生理が来ているという人の中にも、実は排卵がなく不正出血だったというケースもあります。
このように、生理不順は決して他人ごとではなく、不妊症や不育症に繋がる可能性のある状態です。
誰にでも起こる可能性がありますので、生理不順について詳しく知ることはとても大切なことです。
この記事では、
- 生理不順とはどういう状態か
- 生理不順にはどんな種類があるか
- 生理不順の原因はなにか
- 生理不順と不妊の関係
について、ひとつずつ詳しくお話ししてきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
生理不順ってどういう状態?
生理不順は、生理周期が不規則だったり、生理の量や生理期間が一般的ではない状態を言います。
でも、一般的ではない状態とは、どんな状態を指すのでしょうか?
そもそも一般的な生理は…
- 生理周期:25~38日(平均28日)
- 生理期間:3~7日間(平均4.6日)
- 経血量(生理時の出血量):20~140ml
という状態を言います。
もし、この状態からはずれている場合、生理不順の状態に当てはまることになります。
ご自身の生理周期や期間などは大丈夫でしょうか?
この機会にぜひチェックしてみましょう。
生理不順にはどんな種類がある?
一般的な状態と違っているとわかった場合には、ご自身が生理不順のどの状態に当てはまるかチェックしてみましょう。
生理不順には、下記の7種類の状態があります。どれか1つだけ当てはまる場合もあれば、複数当てはまる場合もあります。
- 生理が3ヵ月以上ない場合・・・無月経(むげっけい:妊娠以外で3か月以上生理がない状態を続発性無月経、18歳以上になっても生理が1度も来たことのない状態を原発性無月経といいます)
- 生理周期が遅い状態(39日以上)・・・稀発月経(きはつげっけい)
- 生理周期が早い状態(24日以下)・・・頻発月経(ひんぱつげっけい)
- 生理期間が短い状態(2日以下)・・・過短月経(かたんげっけい)
- 生理期間が長い状態(8日以上)・・・過長月経(かちょうげっけい)
- 経血の量が極端に少ない状態(20ml以下)・・・過少月経(かしょうげっけい)
- 経血の量が極端に多い状態(140ml以上)・・・過多月経 (かたげっけい)
ご自身の生理周期や状態と照らし合わせてみましょう。
当てはまる状態はありましたか?
生理不順の種類がわかれば、疑われる病気や状態が絞られ、的確な検査・治療を受けられる可能性が高くなります。
自分のからだの状態を知っておくことで、診察の時に医師との会話もスムーズに進みますので、チェックしておくと安心ですね。
生理不順の原因はなに?
生理不順は、激しいスポーツ、ストレス、生活習慣の乱れなどがきっかけでなることがあり、誰にでも起こる可能性があります。
例えば…
- 仕事で残業が続き、睡眠時間の確保が難しい
- 勤務時間が不規則
- 職場の人間関係に悩んでいる
- 就職や転職、部署移動などで環境が変わった
- 食事時間が不規則だったり、栄養バランスが取れていない
- 急に激しい運動をしたり、仕事内容がハードになった
などのケースが挙げられます。
このような心身に負担がかかっている状態が続くと、ホルモンバランスが崩れて生理不順を起こしてしまうことがあります。
また、急激なダイエットや過食による体重の増減も生理不順と関係があり、太り過ぎ(BMI≧27)や痩せすぎ(BMI≦17)では排卵障害が起きやすいことがわかっています
体重は多すぎても少なすぎても、からだによくありませんので、ご自身のBMI(=体重(kg)÷(身長m×身長m))をさっそくチェックしてみましょう。
また、生理不順は生活習慣や環境による原因のほかに、病気が原因の場合もあります。
生理不順の原因になる病気で主なものを2つ挙げています。
①無排卵周期症
稀発月経や頻発月経、過短月経、過長月経、過少月経、過多月経の場合に考えられる病気の1つが無排卵周期症になります。
ほぼ規則的に生理が来ていると思いきや、実は排卵しておらず、生理と思っていたのは不正出血だったというのがこの病気です。
名前のとおり排卵がなく、不妊症の原因になります。特徴としては、本来二相性になるはずの基礎体温が一相性になるので、基礎体温をつけていると診断がしやすくなります。
50日以上の稀発月経の約30%、20日以内の頻発月経の約60%は無排卵であるといわれています。初経から数年の場合や、更年期に見られるほか、脳(視床下部)の障害や多嚢胞性卵巣症候群の場合に起こることがあります。
②黄体機能不全
頻発月経や過短月経、過少月経の場合に考えられる病気の1つが黄体機能不全です。女性ホルモンの分泌が足りず、子宮内膜の形成や維持ができないため、生理が来るまでに不正出血が起こる状態です。不妊症の一因となるほか、ホルモン不足によって赤ちゃんが育つ環境が維持できないため、不育症の原因にもなります。
こちらも基礎体温をつけていると診断しやすく、高温相が10日以下の場合は黄体機能不全の可能性が高くなります。
生理不順は不妊と関係ある?
生理不順=不妊というわけでは必ずしもありません。
生理不順の状態に当てはまっていても妊娠する可能性はあります。
まず、妊娠するには、卵巣から卵子が排卵され、精子と出会って受精し、卵管を通って子宮にたどり着き着床するという段階をすべてクリアする必要があります。
この最初の段階にある、排卵をしているかが重要なポイントです。
通常の生理周期であれば1か月に1回の排卵があり、年間でいうと12回、妊娠のチャンスがあることになります。
生理不順の種類が、まったく排卵が無い無月経の場合には、妊娠のチャンスはゼロになってしまいますが、回数は少なくても排卵ができている場合、妊娠のチャンスは減るもののゼロではありません。
また、不妊は女性側だけに原因があるわけではありません。
精子の動きが良くない場合や、数が少ないなど男性側に問題がある場合もありますし、夫婦生活のタイミングの問題もあります。
共働き家庭の多い現代では、仕事などでご夫婦それぞれの予定があり、妊娠しやすいタイミングにすべて夫婦生活が営めるわけではない場合が多いです。
このように不妊の原因は1つではなく、複合的な場合もありますので、生理不順だからといって、不妊の原因が自分にあると思い悩まないでください。
女性側だけに原因があるように言われることがあるかもしれませんが、適切な治療を受けることで、生理不順の改善が期待できますので、悩む前に婦人科を受診してみましょう。
【まとめ】
生理不順は、ホルモンの異常や、子宮や卵巣の病気などの可能性が考えられます。
特に排卵がない場合や少ない場合には、妊娠までの段階をクリアできずに不妊の原因となることがあります。
ホルモンの異常があると、排卵しなかったり、着床しづらい状態である可能性があるため、早めに婦人科を受診し、適切な治療を受けることが大切になります。
基礎体温を測ると、より診断がしやすいので、受診時には基礎体温表を持参するようにしましょう。
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