A.
ひとことで子宮の形が悪いと言っても、いろいろな場合があります。
手術が必要かどうかは、その状況によっても異なります。
子宮の奇形は比較的多く、5%くらいの女性に見られると言われます。
たくさんの種類がありますが、多い順に弓状子宮、中隔子宮、双角子宮、重複子宮となり、中隔子宮では流産率が80%にもなります。
手術で妊娠がしやすくなる場合もあるので、主治医の先生とよく相談することをおすすめします。
子宮奇形で流産率が高くなるのは、血流が大きく影響すると言われます。
受精卵が着床して育つには、血液循環が良い場所に着床することが必要ですが、奇形があると血流が悪くなって、受精卵の着床や発育が妨げられることがあり、流産の原因になるためです。
そのため、血流をよくする漢方を使うことも、ひとつの方法としておすすめしています。
流産について
Q.子宮の形が悪いと言われました。流産の原因になりますか?
堀江昭佳の回答