Uさんから届いたメッセージ
『流産されたTさんのお話を読んで・・・私も26年前に同じ経験をしました。
『おめでたですね!』
と告げられてから2ヶ月足らずで一転、
稽留流産。
カルテには、
”miscarriage”
と
”abortion”
と書かれてありました。
日本語で、
『搬送失敗』 と 『削除』。
これ、
全部、わたしのミスなんだって思って
自分を責めました。
でもね、
日本語は優しいです。
私たちのせいではなく、
『流れていってしまったんだよ。使命だったんだよ。』
そう、教えてくれます。
ひとさまの赤ちゃんを目にした時のどうしようもない感情。
いま思うと
『人間には動物的な側面も感情もあるんだよ』
って教えてくれたんだと思えます。
振り返って
コインの裏と表のように、同じ私の心というひとつの泉から
自然と湧き上がる
『愛』と『憎しみ』
相反するふたつの感情。
それが人間なんですね。
そして、
それでいい。
『流産は出産したのと同じくらい体にダメージを与えます・・・
うんとまわりに甘えてください』
と見た目は超ゴッツイ人が思いもよらない慰めの言葉をくれたのも貴重な経験でした。
流れていってしまった子たちは、私たちのエンジェルでいつも私たちと共にいます。
Tさん、おからだ大切にして欲しいです。思わず、お伝えしたくなりました』
Uさんからの温かいメッセージ。やさしさが響きあう、とても温かい気持ち。
堀江昭佳のコメント